2019年10月25日
琉球漆器
◇タマタマヤ◇2Fworkshopでは、琉球グラスに漆絵付け体験、そして金継ぎ〜器の修理〜は漆を使って接着や欠けを直していきますので、まずはここ沖縄での漆工芸をご紹介したいと思います。
漆と人との出逢いは9000年前にまで遡るらしいのですが、琉球王国では1400年代に中国への輸出品または将軍家への献上品として琉球漆器は確立されていた様です。
漆器の技法すなわち装飾は色々ありますが、琉球漆器は螺鈿・沈金・箔絵・堆錦で特に螺鈿は夜光貝を使い貝摺奉行所を設け琉球王朝が手厚く保護していたそうです。
'黒呂色磨螺鈿文庫'
「琉球の伝統工芸」図説にあるのを抜粋しました。
さて、沖縄で漆工芸が花開いたのは何故かというと、亜熱帯に属する高温多湿が漆の乾燥に最適なのと、紫外線の強さが漆を透明に鮮明な色、朱色を出せるという、自然環境にのっとっていたのです。
そして、木地としてのデイゴは県花でもあり育ちやすく、デイゴは100%水分を含んでも乾燥しても、ほぼ膨張・収縮しない特性があるので乾燥地だろうが多湿地だろうが、表面積が変わらないので割れないのです、そしてなんといっても軽い、宿◇タマタマヤ◇のイスを持って頂ければ痛感して頂けると思います。
最後に琉球漆器の技法の中で一番新しい"堆錦"漆に顔料を混ぜてカナヅチで叩き餅状態に、ローラーで薄く伸ばし模様に切り抜いて器に貼り立体化、さらに細い線を彫り着色し仕上げる.これは沖縄独特の装飾なのです。
餅状態にしたものを堆錦餅と呼びますが、これは沖縄以外の地域では表面だけが乾いて内側が永久に乾かないなど乾燥がうまくいかないので、沖縄のみで作られる装飾になります。
'堆錦食籠'
「沖縄の工芸」から抜粋しました。
沖縄と漆、とても相性のいい関係なんです、新しく未来に向けて産業となれると考えている◇タマタマヤ◇でした。
漆と人との出逢いは9000年前にまで遡るらしいのですが、琉球王国では1400年代に中国への輸出品または将軍家への献上品として琉球漆器は確立されていた様です。
漆器の技法すなわち装飾は色々ありますが、琉球漆器は螺鈿・沈金・箔絵・堆錦で特に螺鈿は夜光貝を使い貝摺奉行所を設け琉球王朝が手厚く保護していたそうです。
'黒呂色磨螺鈿文庫'
「琉球の伝統工芸」図説にあるのを抜粋しました。
さて、沖縄で漆工芸が花開いたのは何故かというと、亜熱帯に属する高温多湿が漆の乾燥に最適なのと、紫外線の強さが漆を透明に鮮明な色、朱色を出せるという、自然環境にのっとっていたのです。
そして、木地としてのデイゴは県花でもあり育ちやすく、デイゴは100%水分を含んでも乾燥しても、ほぼ膨張・収縮しない特性があるので乾燥地だろうが多湿地だろうが、表面積が変わらないので割れないのです、そしてなんといっても軽い、宿◇タマタマヤ◇のイスを持って頂ければ痛感して頂けると思います。
最後に琉球漆器の技法の中で一番新しい"堆錦"漆に顔料を混ぜてカナヅチで叩き餅状態に、ローラーで薄く伸ばし模様に切り抜いて器に貼り立体化、さらに細い線を彫り着色し仕上げる.これは沖縄独特の装飾なのです。
餅状態にしたものを堆錦餅と呼びますが、これは沖縄以外の地域では表面だけが乾いて内側が永久に乾かないなど乾燥がうまくいかないので、沖縄のみで作られる装飾になります。
'堆錦食籠'
「沖縄の工芸」から抜粋しました。
沖縄と漆、とても相性のいい関係なんです、新しく未来に向けて産業となれると考えている◇タマタマヤ◇でした。
Posted by たーまヤー at 17:47│Comments(0)
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